敏感肌だとかゆみが出やすいのは?
では、なぜ敏感肌だとかゆみが出やすくなってしまうのでしょう。
まず、敏感肌とはなにかという点からですが、人間の皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つに分かれています。
そして、表皮は紫外線やほこりといった外部からの刺激から肌を守るための役割を持っています。
実際には、表皮に存在する角質層という層がこの役割を果たしており、肌を守るバリアのようのものと考えられます。
同時に肌の内部の水分を外に逃さないようにもしてくれているとても重要な存在なのですが、この角質層がなんらかの理由によってバリアとしての機能を果たせなくなってしまうことがあります。
すると外部からの刺激に弱くなってしまい、敏感肌ということになってしまうのです。
つまり、敏感肌というのはバリア機能がなくなってしまい、あらゆる刺激に非常に敏感になってしまっている状態ということになります。すると、肌が直接刺激を受けることになりますからやがて炎症を起こしてしまいます。
この炎症がかゆみの正体です。